「 悠々自適 」 な ・・・ 自由生活
 変動する世界の、、、新鮮な「にゅーす」を、検証したい♪
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硝子戸の中 (文庫)
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硝子戸の中 (文庫)
夏目 漱石

 大病を患い外出もままならない漱石が、自宅の「硝子戸」の「中」から垣間見る世間と自分との関りについて自由に思索を巡らせた随筆集です。
 私が特に好きなのは、漱石の子供たちが可愛がっていた飼犬の話。
仔犬の頃は周囲の人気者だったものが、年をとって病気になり、やがて皆に忘れ去られるようにして死んでしまう。
移ろいやすい世間の心情とは別に、漱石は最初から最後まで静かな愛情でもって犬に接し続けます。
かといって、年老いた犬に態度を変える世間を責めるような、教訓めいたところはありません。
自分の病体と老いた犬の姿を重ね合わせたりもするのですが、そこに大げさな悲哀は感じられません。
 どこまでも淡々と静かに犬の一生を書き綴っているだけなのですが、漱石の美しい簡潔な文章を通して、人の世に対する慈愛みたいなものがじわじわと伝わってくるのです。
読み終えた後、苦しみや悲しみも含めて人生を肯定したくなる穏やかな気持ちに自分が包まれていることに気づきます。
慌しい日常からちょっと距離をおいて、ゆっくりとした時間の中で読みたい本です。 (AMAZON より)
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Three Ladies Beside the Sea
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Three Ladies Beside the Sea
(1963)
Rhoda Levine
Atheneum

 海のそばに三人の女性が住んでおりました。
その内の一人は変わり者。
いつも樹の上で過ごします。
なんとかしなくちゃと思った二人は、美しい小鳥を贈りますが・・・。
珍しくパートカラーで描かれた、とてもほのぼのとした作品。
Men and Gods
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Men and Gods
(1959)
   Rex Warner
Looking Glass Library

 レックス・ワーナーによるギリシャ神話集。
初版では、サッと描いたような線画であるのに対し、再版では、本来のゴーリー・タッチ で、細かい部分まで描き込まれている、というように、構図は同じだが、スタイルが異なっている。
左の書影は初版。
クリックして現れる拡大イメージの右側が再版。
 小野小町
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 小野小町
(おののこまち)

 生没年不詳。
平安前期の歌人。
出羽郡司の娘、小野篁の孫、小野美材・同好古の従妹などの諸説がある。

 『古今集』仮名序に美人の誉れ高いことがみえ、また歌人としても秀でた。
文屋康秀、遍昭、凡河内躬恒、安倍清行、小野貞樹らとの交流があり、贈答歌が残されている。
六歌仙・三十六歌仙の1人。
『古今集』『後撰集』以下の勅撰集に入集。
平安後期以来、好色な女、貴人との悲恋、零落した老女など、さまざまな伝説が付会され、殊に謡曲には『草子洗小町』『通小町』など多く採られた。
(『新潮日本人名辞典』)
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